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WEBの現状

 ・現在のWEBから今後のWEBがどう変化するのかというテーマです。



スタティックからダイナミクスへの変化

WEBの基本はグローカル(グローバル+ローカル)メディアなはずです。ソーホーやスモールオフィスというような小規模な性格の企業、個人が大きな市場に進出することが可能な環境です。
エリア的には地域格差を感じさせない環境にしていきます。地方の性別や年齢を問わない人たちが自分の嗜好性に基づき情報、商品を入手可能です。この事により社会的な価値変化がおきました。
欲求の段階は、生活を維持するレベルから個人の創造性欲求を求める方向へと変化しています。大多数から個人へという変化です。消費の動向も同じように変化しています。
地方にいてもWEB上で都会と同じ情報、商品が入手できます。WEBは、クリックという動作で人々を社会に参加させたのです。現在の社会は参加型の社会に変化しています。テレビやラジオ、新聞のように受動態の世界ではなく能動態の世界がWEBです。
またブログの登場で日誌型の個人情報発信、紹介型のコミュニケーションサイトも登場し自ら情報を発信し社会参加をしている人々が増えています。



消費構造の変化

上記のような社会環境の変化に伴い「2:8」の消費構造変化が起きているのが現在です。人によってはニッチ市場、コア市場と呼ぶ人もいるでしょう。
20%の主力商品が80%の売り上げを構成する。という法則がありますがWEB上ではそうではなく主力商品以外のニッチ商品が売り上げの多くを構成するという例があります。この現象をロングテールと呼んでいます。
WEB2.0は、WEBの変化の方向を示す考え方ですが、参加型、クリック、ブログ、ロングテールというキーワードを含んだ今後のWEBのみならずを社会環境をも含んだ示唆と思えます。

ロングテールとは、ネット販売において、ほとんど売れないニッチな商品の販売額の合計がベストセラー商品の販売額合計を上回るようになる現象のこと。ニッチ商品が長い尾(テール)のようになっているところから名づけられた。



目的を持ったWEBについて

自社、もしくは自分のWEBサイトを持つ(公開)するという行動は一体どのような事なのかを明確にする必要があります。ただ皆が周りがしているからという事では意味がありません。まず「何のためにWEBサイトを必要とするのか」を考える必要があります。簡単な例をあげて説明してみます。

○あなたの会社が何か商品を販売している場合を想定してみましょう。

WEB開設の目的は、「WEBを利用して商品を販売したい!」という事が当面の目的になるかと思われます。
では、日本や世界中に公開されているWEBサイトの中から「どうすれば自分のサイトに顧客が訪問してくれるだろうか?」それが第一歩となります。その行為を外部誘導と呼びましょう。
外部誘導が上手くいき、顧客が自社のサイトに来訪してくれました。ですが、自社のサイトにせっかく来訪してくれても「見づらかったり」、「ボタンがわかりづらかったり」、「リンクがわかりづらかったり」すると来訪者は、すぐに出て行ってしまう可能性が高くなります。WEBは、このように来訪者が能動的にクリックをして始めて目的のページに行き着きます。上にあげた「づらい」例は、目的のページまで顧客を誘導してくれません。
自分のサイトに入った顧客を目的のページまで誘導することを内部誘導と呼びましょう。
さて、顧客が望むページに入室してくれました。
この段階は、店舗で言えば「お客様が商品の棚の前に立ってくれた」事になり、まだ販売は成立していません。もしここで商品説明や商品写真がTVなどのイメージ広告に近い非常に大雑把な内容ですと「商品がわかりづらい」という事になります。
WEB上で商品を説明するには、詳細を見やすく誰が見てもわかりやすくしてあげることが必要となります。何故なら、WEB上の商品は手にとって見たり触って確認できるものではないからです。さて、商品を理解してくれました。次に顧客には購入したいという購買欲求という内部心理が働きます。その後、お客様が取る行為は「お問合せ」または「申込」というボタンをクリックしようと思うはずです。
その時に「お問合せ」「申込」というボタンが「わかりづらかったり」「記入フォームが煩雑」であったりした場合は、お客様は疑問を抱きながらトップページに行き最初から「ヤリ直す」か「出て行って」しまいます。このようなサイトは、見かけがどんなに素晴らしいWEBサイトであっても「本来の目的」を達成できないサイトです。来訪者の方が最終の目的を達成して満足を得ることのできるWEBサイトがこれからの優れたWEBサイトになります。



外部誘導について

数あるサイトから自社のサイトに来訪して頂けるよう配慮したサイトの構築をしなければなりません。検索エンジンに出やすいサイトにすることが条件となります。
・検索エンジンに利用されるのではなく、検索エンジン利用するという逆の発想になります。
・検索エンジンは道具でありその道具をいかに上手に使うかが重要となります。
・検索エンジンが単なる道具である以上、検索上位に表示されたものが市場を制す。という考えになるからです。



内部誘導について

入室されたユーザー(訪問者)が動的な行為をしやすいよう設計されたサイトでなければなりません。どのような広汎な人たちが訪れても、わずらわしくなく、見やすく来訪者に余計な負荷を与えないようスムーズに目的を達成していただく事が大事です


リピーターについて

来訪者が自社のWEBサイトに来訪し、初回で最終目的を叶えて出て行く事はまずありません。他社のサイトと比較し再度戻って目的を遂げて退出していく可能性の方が高いと思われます。その場合、「お気に入り」に登録してから他サイトを巡るはずです。登録した「お気に入り」から「目的を遂げやすい」ようにサイトは構築されている必要があるはずです。サイト内のどのページでもコンテンツ単位のアドレスが特定されていればわかりやすいのです



リニューアルについて

目的がしっかりと持たれているならば訪問者の目的を達成しづらい部分のみをリニューアルするだけで良いはずです。
ところが昨今、全面リニューアルの方が多い場合が目に付きます。
どういうことなのでしょうか?
最初に制作されたWEBサイトが「目的意識を」持ってつくられていない場合にこのような現象が起こりがちです


更新について?

更新は、ブログ的日誌と同じでは意味がありません。
サイトの更新は、皆様が思ってもみないほど手間がかかる場合があります。
基本的には新しくした事「What's New」を更新の対象とすべきです。

  例えば、

    ・営業所が増えた。→広報として、販売戦略拠点の告知として

    ・新商品が出来た →商品告知として、プロモーション活動の一環として

    等になるはずです。

ですが、WEBサイトは、その企業が「どれくらいWEBを評価」しているか?という事にもなります。評価が高ければ更新は、定期的に行なわれているはずです。更新のために予算を投入し戦略に基づいた運営をしているはずです。
そうではない場合には、更新のための情報収集、コンテンツ内容等のまとめが日常業務以外の仕事と思われがちになり更新の長期的な持続が危うくなります。

持続可能な方法として

 ・
企業内のWEB評価を高めなければなりません。

 ・そのWEBサイトの位置づけはどうか?

 ・会社への貢献度はどうか?

 ・将来的な期待はどうか?

 を考えてください。また、将来的なプランも持たれた方が良いと思われます



クロスメディアを有効的に利用する

単純なアドバタイジングだけにWEBを利用するだけでなく、様々な媒体と連動させる事の方が認知度が高くなります。WEBサイト構築後、紙を利用した印刷媒体にサイトを紹介したり、名刺にURLを印刷することも一つでしょう。
当社では、印刷媒体の他にビデオ動画配信やラジオ広告との連動が可能です。このような方法をクロスメディアと呼びます。ラジオ広告にはイメージャリートランスファー効果、リーセンシー効果などもあり地域エリアには有効的な手法となり捨て切れません。印刷だけで、WEBだけで、またはラジオだけでという時代は過去のものです。これらの媒体を相互に有機的にミックスして認知度を高めコミュニケーションを行う時代となっています



これからのWEB

これからのWEBは、どうなるだろう?という事について私たちが思っている事柄を記させて頂いただきます。考え方として皆様の参考になればと思います。


WEBを公開する側から -戦略ポジショニングに基づき考える-

検索エンジンマーケティングに基づいた構想を基本とした企画立案を心がけ、経年によるコンテンツ変更が発生した場合でも構造的に「拡張性」を考慮されたサイトである事が大事です。さらに制作する側が「時代に即した」提案をする事も必要です。

・サイト公開は世界に向けての告知です。どのような方が訪問されるかは不明ですが
  信頼する事から始めたいものです。例え訪問者がハッカーであったにしても…。

・ 訪問者とサイトの管理運営者は、社会的マナーを持った信頼関係にあるべきです。

・ 検索エンジンを利用し訪問される方への配慮として検索エンジン最適化を各コンテンツのページごとに施 します。

・ 訪問者の方に「来て良かった」と思うような経験を与えることも大事です。

・ また、ゲーム性を持たせたサイトであることも演出の一つになります。

・ 広告は、来訪者が関心を持てる広告であることが必要となります。



WEBを訪問する側から -ユーザーポジショニングに視点をおいて-

訪問者の立場になって構造や「用いやすさ」を考え、来訪者へ負荷を与えないような作りを心掛け多くの方に参加来訪をしてもらう。今までは、情報の公開告知だけに重点が置かれており、告知側もそれで満足していたが、今後はより多くの人々の参加型サイトが活性化する方向にある。サイトが「クチコミ」等により評価が向上することも。

 ・ 来訪者による分類(タグ付け)

 ・ 来訪者による評価

 ・ 個人のWEBサイトがブログへ変化

 ・ 自己の価値に基づく情報選択によるロングテール現象

 ・ 来訪者が増えるほど改善されるWEBサイト



情報共有のデータベース

従来のサイトが持つ「BBS」や「Mail」機能は、一部の仲間的連帯であり、どちらかと言えば閉鎖的コミュニケーションスペースであった。これからは来訪者が参加しタグ付けされた情報はデータベース化され投票などにより評価され情報は、さらなる参加者を呼び集める。この現象はサイトがユーザー指導型になる事を示す。このデータベースをユーザー集合知と呼びます。



潜在ユーザーの表面化

いままでのサイトは、一部の操作性に慣れた人、もしくは興味のある人など対象が限られ主婦層、高齢者層の参加型利用頻度は少なかった。だがブログやソシアルネットワークサービスなどの利用により性別、年齢、地域を超えた参加者が増えコアな潜在的利用者が表面化してきた。また、集合知情報データベースは、単独で在ったサイト間は情報共有を行い、さらに参加者が増えていく



目的が異なるハードウエアのインターネットへのアプローチ

どこにいても、どこからでも必要な情報が取り出せ参加できるラジオのように「?しながら」可能なマルチタスク機能のあるハードウェアが将来的に必要となるはずである。時間軸及び地域軸を超えたアウトデスクトップのインターネット参入により参加型のサイトは大きくなる



ユーザーの求める利便性による技術変化

早い、操作性が良い、見やすい等ユーザーにとって利便性とは限りの無い物である。
ユーザーという顧客の満足度を向上させるのが技術の持つ一面である。ユーザー参加型サイトは、「生きている」、「常に動いている」サイトであり、従来のスタティック(静的)な情報公開告知型のサイトとは違う技術が必要とされます。



これからのWEBまとめ

社会的テクノロジーを共有しながらWEBは、時代変化に対応し利用の仕方も変化しています。これからは、ただ情報を公開告知するだけでなくより巨視的なスタンスで社会を捉えた考え方で事物に働きかけねばなりません。テレビやラジオ、新聞、書籍などでは時間をおいたりFAXのように別な方法を用いれば双方向のコミュニケーションは可能となりますがWEBの最大の特徴は参加型リアルタイム・インタラクティブ・コミュニケーションツールということです。このツールを使いこなすには総合的にメディアを捕らえプロデュースする視点が必要となります。制作者もWEBを構成するユーザーの一員であります。
ユーザーの視点からすればブログやソシアル・ネットでWEBに参加し情報を共有する環境が形成されマスではなくコアな情報共有者や、今まで参加することの無かった人々のコミュニティが生まれます。その結果ロング・テール等の現象が引き起こされ市場原理を覆すような状況が発生します。これからのWEBは、参加する事がより積極的になされるサイトであり、その為には「訪問しやすい」、「使いやすい」や「訪問して良かった」という思いをユーザーに経験して頂いたり、多くの人々が訪問したら、その数値に合わせサイトも「より訪問者のために優しく使い勝手の良い」サイトに変っていく「進化」が必要です。それは、サイトのリニューアルではなく、「サイトのヴァージョンアップ」です。